「春の高校バレー」として知られる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権」の長野県大会ファイナルラウンド(準々決…

「春の高校バレー」として知られる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権」の長野県大会ファイナルラウンド(準々決勝・準決勝・決勝)が8、9の2日間の日程で、長野市のホワイトリングで行われる。男女とも24校で行われた10月19日の1次ラウンドを勝ち抜いた8チームが、全国大会の切符を懸けて熱戦を繰り広げる。

男子は、6月の県高校総体で優勝を争った松本国際と長野日大が軸になりそう。松本国際は2セッター制を今年も採用し、拾ってから攻撃への切り返しの速さが特徴。長野日大は粘り強い守備と高さのある両サイドを生かし挑む。1、2年生主体の岡谷工や、松商学園がどう絡んでくるかも見どころだ。

女子は、8連覇を狙う東京都市大塩尻が今年も中心。昨年のチームから活躍している選手が多く、高さ、経験値ともに際立つ。2年続けて〝春高〟を目前で逃した松商学園も前年の経験者が多く、粘りのバレーに磨きをかけて挑む。1年生の活躍が光る松本国際が、どこまで成長してくるかも注目される。

男女の優勝校は来年1月5日、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する全国大会に出場する。

(石毛紀行)