「春の高校バレー」として行われる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(産経新聞社など主催)の和歌山県大…

「春の高校バレー」として行われる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(産経新聞社など主催)の和歌山県大会は3日、和歌山市中之島の県立体育館で決勝が行われ、昨年に続き男女とも開智が優勝した。男子は和歌山工を、女子は和歌山北をそれぞれストレートで下した。開智の本大会出場は、男子が31年連続31回目、女子は2年連続9回目。本大会は来年1月5日から東京体育館(東京都渋谷区)で行われる。

男子 1,2年の活躍光る

開智は、昨年の春高バレー経験者の2年生と1年生による先発メンバー。第1セットは脇本來夢の力強いスパイクなどが決まり、大差で奪った。第2セットは連続得点を許すなどリードされる展開。徐々に追い上げ、サウスポーの宗助飛空らのスパイクで振り切った。第3セットももつれる展開となったが、選手交代で入った3年の助口倖明が得点を決めるなどして勝利を手にした。

和歌山工は、出納翔慎の強烈なスパイクと、井上蓮大の制球力のあるスパイクで食らいついたが、最後は振り切られた。

福井将人・開智監督「若いチームで1年生もよくやってくれた。ただこのままでは全国で勝てない。3年生の奮起を期待したい」

鈴木琉斗・開智主将「後輩たちが主体となるチームになっているが、全国に向けてチーム全体が成長していけるよう準備していきたい」

女子 力強いスパイクで圧倒

や木野村優らがサイドやセンターから守備の間を狙うスパイクで着実に得点を重ね、第1セットを先取。第2セット以降も攻撃の手を緩めず、また、高さのある清水乃ノのサービスエースや力強いスパイクでも得点を重ねた。守備では、ラリーが続く場面でもリベロの野村朝飛らがボールをつなぎ、好機を作った。

和歌山北は、唯一の3年生で主将の森田唯生を中心に、粘り強く戦った。和田久朋那がコーナーをついたスパイクで得点するなど一時リードする場面もあったが、及ばなかった。

山尾綾甫・開智監督「第3セットのサーブへの対応が課題として残った。全国に向け、チーム内で競争しながら安定感を高めていきたい」

野村朝飛・開智主将「試合の出だしは良かったが、少しもたついた場面もあった。球際の強さなどサーブレシーブの精度を高めたい」