「春の高校バレー」として知られる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」の出場権を懸けた岩手県代表決定戦が…
「春の高校バレー」として知られる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」の出場権を懸けた岩手県代表決定戦が3日、盛岡市の盛岡タカヤアリーナで男女の決勝が行われた。男子は一関修紅が2年連続16度目、女子は盛岡誠桜が5年連続30度目の全国切符を手にした。両校は来年1月5日、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する全国大会に出場する。
男子は一関修紅が振り切る
男子は一関修紅が、今年4月に盛岡南と不来方(こずかた)の2校の統合で設立された南昌みらいを振り切った。
第1セット、一関修紅は左利きのエース・七木田大輔(2年)を中心に、持ち味の多彩なコンビバレーで先取。第2セットも奪い試合を優位に進めたが、第3セットは南昌みらいの守備陣が奮起。第4セットは1点を争う好ゲームとなったが、地力に勝る一関修紅が逃げ切った。
女子は盛岡誠桜が圧倒
女子は、盛岡誠桜が「高さ・速さ・パワー」の三拍子そろった圧倒的な攻撃力で高田を退けた。
第1セット、盛岡誠桜は攻撃の要・佐藤愛羽(みはね)、三浦亜香(あこ)、阿部結夏羽(ゆなは)の3年生トリオのスパイクが随所に決まる。高田も伝統の拾ってつなぐバレーで粘りを見せたが、最後は盛岡誠桜が3連続得点で突き放した。
勢いに乗った盛岡誠桜は、危なげない試合運びで第2、第3セットを連取し、ストレート勝ちした。(福田徳行)
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【男子・一関修紅】
高橋昇禎(のりよし)監督「良い部分と悪い部分が出た試合だったが、勝ててホッとしている。サーブに磨きをかけ、男子で岩手県勢初のベスト8を目指して頑張る」
吉田史温主将「ベンチでは選手がリラックスできるよう積極的に声がけした。まだ強さが足りないので、全国ではもっとレベルアップしないといけない」
【女子・盛岡誠桜】
村田基(はじめ)監督「攻撃力はあるが、コートの幅をもう少し使ったり、ブロックを変えていくことなどが課題。全国ではベスト8を狙っていく」
阿部結夏羽主将「自分たちは高さが武器。第1セットが終わった後、相手が乱れるまでとにかく打ち込もうという話をしたのがその後につながった」