「春の高校バレー」として行われる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権」(産経新聞社など主催)の茨城県予選は2…

「春の高校バレー」として行われる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権」(産経新聞社など主催)の茨城県予選は2日、日立市池の川さくらアリーナで男女の準々決勝と準決勝が行われ、男子は土浦日大と勝田工、女子は土浦日大と日本ウェルネスがそれぞれ決勝進出を決めた。3日午前10時から女子決勝、同日正午から男子決勝があり、全国切符をかけた戦いが展開される。

<男子>勝田工が7年ぶり決勝進出

男子の土浦日大は2日の準決勝で霞ケ浦との対戦に臨んだが、序盤は動きが硬く、1セット目は僅差で競り負けてしまう。

「3年生の集大成。楽しんでやろう!」

吉田達也監督がこう呼びかけると選手たちは次第にリズムを取り戻し、主将の桜井大也、白土涼介らの攻撃で得点を重ねて勝利を引き寄せた。桜井は「自分たちのバレーを発揮して全国につなげたい」と4連覇を誓う。

一方、勝田工は準決勝で東洋大牛久にストレート勝ちし、7年ぶりの決勝進出を決めた。

前回の決勝の対戦相手も土浦日大だった。因縁の対決を前に、勝田工主将の金沢琉聖は「土浦日大は身長が高い選手が多いので、ブロックの上から攻撃されるのではないか」と分析しつつ「粘り強くボールを拾い続けたい」と意気込みを述べた。

<女子>6年ぶり優勝目指す土浦日大

女子の日本ウェルネスは準決勝で明秀日立にストレート勝ちを決め、前回優勝校の貫禄を見せた。拮抗する場面もあったが、強力なサーブと高さのあるブロックで流れを引き寄せた。

決勝に向けて戸沢勉監督は「レシーブの精度を高め、ボールの拾い負けがないよう、長所であるブロックを生かしてうまくリードしたい」と語る。主将の斎藤麻理菜は「今までの成果を出し切り、勝負どころでボールをしっかりと拾っていく」と闘志を燃やした。

6年ぶりの優勝を目指す土浦日大は、準決勝で大成女と対戦。2セット目でラリーが続く展開もあったが、相手のブロックアウトを狙った攻撃や速いスパイクで相手のコンビバレーを封じ、勝利をつかんだ。

遠藤孔太監督は、強豪・日本ウェルネスとの決勝戦を前に「チャレンジャーということを忘れず、勢いで勝ちにいきたい」と力を込めた。(谷島英里子)