「春の高校バレー(春高バレー)」として行われる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」への出場権をかけた千…
「春の高校バレー(春高バレー)」として行われる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」への出場権をかけた千葉県代表決定戦の男女決勝が2日、東金アリーナ(東金市)で行われ、男子は市立船橋が東京学館船橋を3―1で、女子は敬愛学園が市立船橋を3―0で破り、それぞれ頂点に立った。男子の市立船橋は16年ぶり17回目、女子の敬愛学園は3年ぶり13回目の春高出場をつかんだ。本大会は来年1月5日、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。
男子決勝
市立船橋と東京学館船橋の船橋勢同士の対決となった男子決勝は、互いに譲らないシーソーゲームとなった。
第1セット、前日の準決勝で習志野を破り勢いに乗る市立船橋がリードを奪うが、東京学館船橋はエースの3年生、宇井謙の高さを生かしたブロックとスパイクを中心に反撃し、逆転でこのセットを奪った。
第2、第3セットは逆に東京学館船橋がリードする展開となったが、市立船橋は窮地を粘り強いレシーブでしのぎ、3年生の増田にボールを集めた。エースが要所でスパイクを決め切り、第2、第3セットを連取した。
続く第4セットは市立船橋がリードする展開。東京学館船橋は勝負どころで宇井謙が抑えられ、守備でもミスが出て、勢いに乗る市立船橋が勝利を収めた。
内山裕紀監督は「昨年の悔しさを知る3年生を中心によく集中していた。要所でブロックとレシーブ、スパイクがかみ合った」と勝因を語った。
女子決勝
敬愛学園は第1セット、根本の強烈なスパイクや大久保のサービスエースなどで序盤から試合の主導権を握る。中盤には佐々木、田中の2枚ブロックが決まるなどし、セットを先取する。
2セット目もことごとくブロックで相手の攻撃を阻み、流れを渡さない。攻撃面でも硬軟織り交ぜたスパイクで相手を翻弄。巧みなサーブで相手に攻撃の形を作らせないまま、連取する。
迎えた第3セット、市立船橋が攻撃のリズムをつかみ始め、序盤は一進一退の攻防に。それでも、敬愛学園は主将のリベロ、内田が好レシーブを連発するなどし、着実に加点。エース永盛や根本の強打で一気に突き放し、ストレート勝ちを収めた。
上原典人監督は「この舞台で勝つために練習を積み重ねてきて、選手たちがよく頑張った。サーブが効果的で、守備でも崩れず戦えた」と選手たちの奮闘をたたえた。