「春高バレー」の愛称で知られ、来年1月に行われる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」への出場権をかけた…
「春高バレー」の愛称で知られ、来年1月に行われる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」への出場権をかけた群馬県予選会(県バレーボール協会、産経新聞など主催)は1日、前橋市のALSOKぐんまアリーナで決勝戦を行い、男子は高崎、女子は高崎女が優勝し、全国大会への出場権を獲得した。高崎は2年連続4度目、高崎女は44年ぶり3度目。
高崎は今年、2年生エースの兒玉慶が両ひざの手術を受けるなどチームは万全とはいかず、夏のインターハイ予選は準々決勝で敗退した。その相手が桐生商で、決勝はリベンジマッチとなった。高崎は桐生商のエースを徹底マークする作戦が奏功、ストレート勝ちで連覇を果たした。
進学校だけに夏で引退する3年生が多い中、唯一残った新井智憲主将はリベロでチームを支えた。「泥臭くボールを拾って1点をもぎ取るウチのバレーができた」。全国大会でも前回逃した初戦突破を目指す。
44年ぶりに全国出場を決めた高崎女も例年、夏以降は3年生が進学のため離脱するが、今年は主力5人のうち4人が残りチームを引っ張った。試合は終始、高崎女がリードし高崎商大付に追い上げられても加藤瑞規主将がスパイクやブロックでいやな流れを絶った。これに若狭奈夕、井上杏子の2年生コンビも続きストレートで実力校を下した。
夏のインターハイ全国大会で初戦敗退という屈辱を経験し、残ることを決めた加藤主将は「このままでは終われない」。3年生共通の思いで「春高バレーという夢舞台に挑みます」。
全国大会は来年1月5日に東京都渋谷区の東京体育館で開幕する。
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男子・高崎
砂川智哉監督「今年は主力の負傷もあり悔しい思いもしたが、最後に連覇できてよかった。全国では昨年の経験を生かしたい」
新井智憲主将「桐生商にはインターハイ予選で負けているので、リベンジしたかった。分析班の作戦通り、崩すことができた」
女子・高崎女
石原裕基監督「選手たちは終始落ち着いていて大崩れしなかった。県内4冠達成は素直にうれしい。全国は8強をめざしたい」
加藤瑞規主将「決勝戦で緊張したけれど、目の前の1点に集中できた。自分たちのプレーを出せれば勝てると信じていた」