フェルナンデス 丁寧なフットワーク&多彩なショットメイクで快勝し8強 10月1…
フェルナンデス 丁寧なフットワーク&多彩なショットメイクで快勝し8強
10月16日、女子ツアー「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)シングルス2回戦が行われ、第4シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ/世界ランク27位)は、予選から勝ち上がってきたダルマ・ガルフィー(ハンガリー/同96位)を6-1,6-4で下して8強入りを果たした。
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23歳のフェルナンデスは、今季は7月のWTA500ワシントンで当時世界4位だったジェシカ・ペグラ(アメリカ)や同12位のエレナ・ルバキナ(カザフスタン)を破って、約1年9か月ぶりとなるツアー通算4度目のタイトルを獲得した。
今大会は2019年以来となる2度目の出場。1回戦でヘイリー・バプティスト(アメリカ/同64位)を破り、2回戦では予選から勝ち上がってきたガルフィーに鮮やかなストレート勝利を収めた。
試合序盤に雨により2度の中断があったにもかかわらず、集中力を維持して細かなステップ、丁寧なフットワークできっちりボールのもとへ動くフェルナンデス。力で押し込んでくるガルフィーに対して、「彼女のパワーを利用するために高いボールを打つなどの作戦を立てた」と、的を絞らせないようにショットを散らしていく。
プレッシャーがかかる場面での好サーブや、スライス、ドロップショットを織り交ぜるなど多彩さも見せて5ゲームを連取。6-1で第1セットを奪った。
第2セットはガルフィーも質の高いショットを放ってレベルを上げた。しかし、ポイント毎に後ろを向いて集中し直し、コーチからのアドバイスを受けて実行。
互いにサービスキープが続いて拮抗したが、「最も重要だったことは、自分自身と自分のスピードを信じることだった。素早く動いてボールを打てば、チャンスが増えることわかっていた。その自分を信じることができて良かった」と、4-4の第9ゲームで貴重なブレークに成功し、そのままベスト8入りを決めた。
準々決勝では、ノーシードで勝ち上がってきたレベッカ・スラムコワ(スロバキア/同65位)と対戦。両者は、今年8月のWTA500モンテレイ2回戦で対戦し、2-6,6-3,6-2でスラムコワが勝利している。