来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年秋季の第153回北信越地区大会(富山)は12日、準々決勝が行われ、4強が…

来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年秋季の第153回北信越地区大会(富山)は12日、準々決勝が行われ、4強が決まった。

 大会連覇を狙う敦賀気比(福井)は、昨秋決勝と同カードで、日本航空石川(石川)を1対0で破って、6年連続の秋4強入りを決めた。先発の鶴田 啓人投手(2年)が8回に犠飛で挙げた1点を守り切って、4安打完封劇を見せた。

 日本文理(新潟)が8対5で高岡第一(富山)に打ち勝った。5回まで4対1とリード。その後も追加点を重ね、相手の反撃を振り切って、秋は2016年以来、9年ぶりとなる4強入りを果たした。同じ新潟勢の帝京長岡も2対1で小松大谷(石川)を振り切った。

  星稜(石川)は延長10回タイブレークの末に、2対1で中越(新潟)にサヨナラ勝ち。秋は優勝した2023年以来、2年ぶりとなるベスト4入りを決めた。

 18日に準決勝の敦賀気比-日本文理、帝京長岡-星稜が予定されている。来年センバツの北信越の一般枠は2。決勝進出チームは、センバツ出場に大きく前進することになる。