「春の高校バレー」の愛称で知られる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」群馬県予選会(県バレーボール協会…
「春の高校バレー」の愛称で知られる「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」群馬県予選会(県バレーボール協会、産経新聞など主催)は18日に開幕、男子35校34チーム、女子41校41チームが全国切符を懸け熱戦を展開する。
大会は4日間。男女ともに18、25、26日に県内各地で準決勝までを実施。最終日の11月1日、ALSOKぐんまアリーナ(前橋市)で決勝を行う。夏の全国高校総体(インターハイ)県予選で準決勝に残った男女の4強がシードされ、いずれも3回戦から出場。優勝争いも、この計8校が軸になる。
男子の4強は前橋商、高崎工、桐生商、伊勢崎商。前橋商はエースの負傷離脱でインターハイ県予選決勝は高崎工に敗れたが、春高には万全で臨む。同様に主力の負傷で県予選準々決勝で退いた昨年優勝の高崎も夏の雪辱を期し、順当なら準々決勝で伊勢崎商に挑む。高崎工は同じブロックの明和県央との一戦が注目カードとなりそうだ。
女子は高崎女、高崎商大付、健大高崎、西邑楽と4強は昨年と同じだが、インターハイ県予選優勝の高崎女が軸。進学校のため例年離脱する3年の主力が今年は残って必勝を期す。同県予選決勝で涙をのんだ高崎商大付は強い雪辱の思いで臨む。前回大会を制した健大高崎は今年3年の層がやや薄め。西邑楽も同様だ。
男女の優勝校は来年1月5日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕する全国大会に出場する。(風間正人)