現地10月5日、オランダ1部エールディビジ第8節が行われ、フェイエノールトが3-2でユトレヒトに勝利。サッカー日本代表…
現地10月5日、オランダ1部エールディビジ第8節が行われ、フェイエノールトが3-2でユトレヒトに勝利。サッカー日本代表FW上田綺世が先制&勝ち越しゴールを決める獅子奮迅の働きを見せた。
本拠地フェイエノールト・スタディオンでの一戦。加入3年目のシーズンで覚醒した姿を見せている27歳ストライカーは、この日も絶好調だった。まずは前半20分、ピッチ中央からのMFウサマ・タルガリンのスルーパスに完璧なフリーランニングで抜け出すと、ワンフェイクを入れてから縦にスピードアップ。飛び出してきた相手GKをかわし、右足で流し込む華麗なゴールを奪う。
その後、2−2の同点となって迎えた後半43分に、再び上田が仕事をする。ゴール正面の位置でサイル・ラリンのワンタッチパスを、巧みなトラップから力強い持ち出しで抜け出すと、狭いスペースの中で最後は倒れ込みながら泥臭く右足を振り、浮き球のシュートを放ってゴール右隅のゴールネットを揺らした。
これで上田は今季2度目の1試合2得点で、開幕からリーグ戦8試合8得点の暴れっぷり。得点ランキングでも2位以下に3点差をつけ、早くも独走状態に入った。
■「綺麗なゴールも泥臭いゴールも決めれるストライカーは強い」
試合展開の上でも、重要な先制点と劇的な勝ち越し点にゴール裏のフェイエノールトサポーターは狂喜乱舞の大騒ぎ。SNS上にも、「綺世今度は2ゴールやば!止まらん!」「上田綺世、まさに絶好調!止まらない勢いが頼もしすぎる」「鳥肌立ったわこの瞬間」「これぞエースの仕事」「流石にかっこよすぎだろ」「転びながら球浮かせてんのすごい体幹」「綺麗なゴールも泥臭いゴールも決めれるストライカーは強い」と脱帽のコメントが次々と寄せられた。
劇的勝利を収めたフェイエノールトは、今季7勝1分けと無敗を継続した。そして上田は日本代表・森保ジャパンに合流する。今回の相手はパラグアイ代表とブラジル代表。どちらの試合にどれだけ出場するのかは不明だが、来夏のワールドカップ本大会へ向けて絶好調をキープするエースFWのプレーが非常に楽しみだ。