第78回秋季高校野球香川県大会(県高校野球連盟主催)は5日、決勝と3位決定戦が高松市のレクザムスタジアムであった。決勝…
第78回秋季高校野球香川県大会(県高校野球連盟主催)は5日、決勝と3位決定戦が高松市のレクザムスタジアムであった。決勝は藤井が12―7で英明に打ち勝ち、春夏秋を通じて初めて県王者になった。3位決定戦は、尽誠学園が四国学院大香川西に5―0で勝利。決勝を戦った2校とともに、18日から愛媛県である四国地区大会に出場する。
藤井は7―7の六回、7番・斎藤選手の適時打など打者9人の攻撃で5点を奪い、試合を決めた。尽誠学園は先発した石川投手が打たせてとり、98球で相手を完封した。
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2点を追う三回、藤井の先頭打者は小沼颯衣(そら)主将(2年)だった。「先に点を取られているから攻めるしかない」
遊撃内野安打に敵失が絡み一挙二塁へ。これが、打者11人で7点を奪う猛攻の始まりだった。
7月の香川大会。藤井は1、2年生が主力ながら準決勝まで勝ち進み、英明に5―6で惜敗した。この日、藤井の先発9人はあの時と全く同じ顔ぶれ。燃えないわけがなかった。
なかでも、小沼主将は引退した前の主将が使っていたヘルメットで出場。雪辱を期す思いが強かった。学校として初めて県の王座に就き、「うれしい気持ちでいっぱい。四国大会も勝って選抜大会に行きたい」。(斉藤夏音)