8月27日のヤクルト戦で5号ソロを放ったチェイビス。これが今季1軍最後の本塁打となった(C)産経新聞社 中日の新外国人と…

8月27日のヤクルト戦で5号ソロを放ったチェイビス。これが今季1軍最後の本塁打となった(C)産経新聞社

 中日の新外国人として、今年7月に加入したマイケル・チェイビスが10月6日までに自身のインスタグラムを更新。日本のファンに対する感謝を記した。

 チェイビスは同4日に開催されたファーム日本選手権(宮崎)に「4番・一塁」で先発出場。2安打4打点の活躍で、球団14年ぶりのファーム日本一に貢献した。

【写真】愛娘を抱いて夫人とチャンピオンフラッグを広げるチェイビスを見る

 インスタグラムには、愛娘を抱きかかえながら、夫人とチャンピオンフラッグを広げる写真などを投稿。文面には「また素晴らしいシーズンを過ごせたことに感謝!帰国前に最高の締めくくりになりました!」と充実感を漂わせた。

 MLB通算42本塁打の実績を誇るチェイビス。その魅力は圧倒的なパワーだった。1軍デビュー戦の7月31日の巨人戦(バンテリン)を含め、38試合で5本塁打。その多くが「打った瞬間」に分かる豪快な当たりだったが、縦の変化球に苦労し、打率.171と低迷。得点圏打率に至っては.048と深刻で、8打点のみだった。

 9月14日に出場選手登録を抹消されると、今季終了まで2軍生活が続いた。来季の契約は未定とされている。それでも、新天地のファンに向けては「今年の挑戦に関わってくれたすべての人に感謝します!」と書き込んだ。

 そして「最後の写真はお気に入りの日本のお菓子。すごくおすすめです!」と紹介したのは、大手菓子メーカーのポテトチップスだ。日本への順応を必死に試み、ファーム頂上決戦にまで出場した助っ人に対して、「来年も活躍が見たいです」「来年は1軍も最高の順位になるようにチェイビス選手の力を貸してください!」と訴えるフォロワーが相次いでいる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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