【FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025】U-20ニュージーランド代表 0-3 U-20日本代表(日本時間1…

【FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025】U-20ニュージーランド代表 0-3 U-20日本代表(日本時間10月4日/エスタディオ・エリアス・フィゲロア・ブランデル)
U-20日本代表のFW高岡伶颯(ヴァランシエンヌ=フランス3部)が、抜け出しからの股抜きパスでアシスト。勝利に貢献した活躍にファンも歓喜している。
U-20日本代表は日本時間10月4日、U-20ワールドカップのグループステージ第3戦でU-20ニュージーランドを3-0で撃破。日本史上初となる3連勝での決勝トーナメント進出を決めた。
82分のダメ押し弾は、芸術的なスーパーゴールだった。日本が自陣中央でのボール奪取を合図にカウンターが発動。高岡が中央から右斜め前のランニングでDFラインの裏を突き、MF齋藤俊輔のスルーパスに抜け出す。右足アウトサイドでターンしてから再び前を向くと、コンパクトな右足の振りでニュージーランドのDFルーカス・ケリー・ヒールドの股を通し、ボックス内に飛び込んだMF石井久継にラストパス。ボールを受けた石井は超絶的な足裏キックフェイントでGKとDFを翻弄し、左足でゴールネットを揺らした。
ファンからは大きな反響

SNSでは石井の超絶的フィニッシュワークに称賛の声が集まったが、同時に高岡のアシストも話題に。「高岡のスルーパス引き出しと股抜きアシストもよかった」「ボールキープからの石井への股抜きパスうまかった」「美しい流れ」「レベル高ぇ...」「高岡の股抜きスルーパスも石井の超テクいゴールも、まるでスペイン代表みたいだ」「レントくんナイスアシスト!」などの反響が出ている。
現在18歳の高岡は日章学園高校やU-17日本代表などで活躍し、高校卒業後はJリーグを経由せずにイングランドのサウサンプトンと契約。2025年8月にヴァランシエンヌにレンタル加入し、フランス3部リーグで研鑽を積んでいる。
今大会は過去2試合でゴールとアシストがなく、第2戦のチリ戦ではPKも失敗。しかし、この第3戦ではテクニカルな股抜きパスでのアシストに加え、敵陣深い位置での猛烈なプレッシングによるボール奪取で2点目の起点にもなった。
なお、3戦全勝で7得点・0失点と文句なしの成績でグループステージ首位突破を決めた日本は、10月9日のラウンド16でC組・D組・E組3位の成績上位国と対戦する。調子を上げつつある高岡の活躍にも期待がかかる。
(ABEMA de J SPORTS/FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025)