シリーズ敗退直後に地元記者の質問に対して怒り出したマチャド(C)Getty Images ドジャースの宿敵であるパドレス…

シリーズ敗退直後に地元記者の質問に対して怒り出したマチャド(C)Getty Images

 ドジャースの宿敵であるパドレスが、現地時間10月2日のカブスとのワイルドカード(WC)シリーズ第3戦に1-3で敗れた。通算1勝2敗で敗退が決まり、2025年の戦いを終えた。

【動画】表情は穏やかだが…早口で記者をまくし立てるマチャドをチェック

 主砲のマニー・マチャドは第2戦で本塁打を放ったが、3戦通じて10打数1安打の打率.100と振るわず。試合後のインタビューでは、「自分の責任だ。もっと上手くプレーすべきだった」と殊勝に語ったことが伝えられた。

 ところが、米スポーツメディア『The Sporting News』では「マニー・マチャドがカブス戦敗退後に記者を批判」と題した記事が掲載された。同メディアは冒頭に「第3戦は痛恨のストライク判定と不運が重なり、悔しい敗戦となった」と報じている。

 その上で、地元テレビ局『CBS 8 San Diego』のジェイク・ガレニャーニ記者が「今シーズンをどのように評価しますか?」と質問すると、マチャドが怒り出したという。

「ええと、それ、どんな質問だよ、おい?どうやってシーズンを評価するんだ?負けたんだぞ。俺がどう評価すると思う?どう評価すると思う?」

 ガレニャーニ記者が「私が分からないから聞いているんです」と返答すると、さらに火が付いてしまったようだ。

「敗戦って何だ?俺たちは負けたんだ。どう評価するんだ?負けだよ。負けたんだ。おいおい、冗談だろ。もっとマシな質問があるだろ。頼むよ、まったく…最後の最後にそんなこと聞くつもりか?勘弁してくれよ、あんたはもっと分別ができるだろ」

 ガレニャーニ記者は、この様子を収めた動画を自身のXに投稿。マチャドは表情こそ穏やかながら、早口でまくし立てている。シリーズ敗退のフラストレーションが刺激されたことへの理解は示され、コメント欄には「無神経な質問だ」「ばかばかしい質問」といった同情の書き込みが寄せられた。

 ただ、それ以上に噴出したのが批判の声だ。チームリーダーとしての働きが求められる33歳に向けては、「この男は優勝に導けるようなリーダーじゃない」「マニーは『評価する』という意味を知らない」「これでは彼は勝ち組のプレイヤーじゃいられない。負け犬だ」「本当に子供っぽい」「彼がそのエネルギーのほんのわずかでもフィールドで発揮していたら、パドレスはミルウォーキー(地区シリーズ)に向かっていたかもしれないね」となどと、呆れ交じりのコメントが目立った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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