今週末も引き続き「中山・阪神」の2場開催。秋のGIシリーズもスタートとなる。まずはGIスプリンターズS(中山・芝12…
今週末も引き続き「中山・阪神」の2場開催。秋のGIシリーズもスタートとなる。まずはGIスプリンターズS(中山・芝1200m)。今週も過去10年データを使って、馬券のヒントと狙いどころを探っていこう。
1.4番人気馬は苦戦中?
いつものように、まずは上位人気馬のチェックから。
過去10年1番人気馬は4勝。成績は[4-0-2-4]。馬券圏外の4回は、昨年サトノレーヴがレーン騎手で7着。22年メイケイエールが池添騎手で14着。21年ダノンスマッシュが川田騎手で6着。16年ビッグアーサーが福永騎手で12着となっている。あとは2着が1度もないというのは気になるところかも…。
2番人気馬はわずか1勝で、成績は[1-2-0-7]と今一つ。3番人気馬は3勝で成績は[3-2-0-5]。いずれも3着になっていない。連対するか馬券圏外かという成績になっている。上位3番人気馬以外の勝利は、24年9番人気ルガル、22年8番人気ジャンダルムの2頭だけ。
1〜3番人気が1頭も馬券圏内に絡まなかったのは22年と24年の2回ある。逆に1〜3番人気だけで上位独占した年は1回(19年)ある。軸馬を選ぶにしても上位3番人気馬からという正攻法でもいいが、上位確実という感じでもないところが悩ましい。
注目すべきは4番人気馬。過去20年で1度しか馬券圏内に入っていない。今年はどの馬が4番人気になるか。そして成績のジンクスが続くのかは注目しておきたい。
2.やはり内枠有利?
過去10年、1着馬の枠順としては、6枠・8枠以外、すべての枠から出ている。
勝利がいちばん多いのは4枠。しかも4枠8番が3回も勝利している。ちなみに馬番でいうと10回中8回は「偶数番」の勝利。「奇数番」は馬番13番だけしか勝っていない。
一方、馬券圏内30頭をデータにすると、「内枠有利」の傾向がクッキリ。
馬券圏内は1枠がいちばん多く8頭を占める。6〜8枠で馬券圏内になっている馬はわずか5頭。1〜5枠に好走馬が集中していることがわかる。スプリンターズSはやはり内枠有利の傾向が強いといっていいだろう。とはいえ、昨年は人気の盲点7枠13番ルガルが勝利しているので、絶対的な傾向ではない。
3.1番人気撃沈の要因とは?
このレースでは、近年毎年指摘している要素。それは、1番人気馬が勝つときはなぜか「馬番10番以内」ということである。過去10年で1番人気馬が勝ったのは4回。うち、1枠2番で1勝、4枠8番で2勝、5枠10番で1勝となっているのだ。
22年はメイケイエールが7枠13番で不安ありと指摘したがやはり14着に凡走。21年はダノンスマッシュが7枠14番で6着。16年はビッグアーサーが1枠だったが奇数の1番で12着。23年はようやくナムラクレアが1枠1番から3着に食い込んだが、やはり勝ちきることはできず。昨年はサトノレーヴが6枠12番で7着と敗戦した。
4.3頭目には9番人気以下の人気薄必須?
項目1でも指摘したが、スプリンターズSでは、わりと「1〜3番人気馬が3着になることが少ない」レース。1〜3番人気までの上位人気勢が3着になっていたのは23年と19年の2回しかない。
ほかは4番人気、5番人気、7番人気馬が1回ずつ。それ以外は9番人気以降、2ケタ人気馬も3回3着になっている。3連系の馬券には9番人気以降の人気薄馬も組み入れていくのが面白いはずだ。