2013年以来のセンバツ出場を狙う北照が、秋の初戦をコールドで突破した。 先発した背番号10の右腕・島田 爽介投手(2年…
2013年以来のセンバツ出場を狙う北照が、秋の初戦をコールドで突破した。
先発した背番号10の右腕・島田 爽介投手(2年)が、抜群の制球力で6回3分の2を投げ、被安打3奪三振8の無失点と好投。打線は、6回までに7安打で7点を奪い、7回コールドで試合を決めた。来秋のドラフト注目株で最速149キロ右腕の中谷 嘉希(2年)は、7-0の7回表2死から登板。打者1人を空振り三振にしとめ、順調な仕上がりを印象付けた。
183センチの長身から投げ下ろす剛球で、相手打者をねじ伏せた。エースナンバー1は尹悠人(2年)に譲ったが、昨秋のドラフト5位で中日に入団した左腕・高橋 幸佑投手(19)が北照高時代に背負った出世番号の〝11〟でマウンドに上がると、わずか5球で試合を終わらせた。「練習では少し球速にバラつきがあるけれど、試合になるとしっかり投げられる。おそらく145キロ以上は出ていたんじゃないかな。試合向きなんだろうね」と、上林弘樹監督が目を細めた。
夏の悔しさが、中谷を成長させた。今夏の南北海道大会2回戦の北海戦に先発。2回3分の1を投げて被安打2、四死球4の4失点と崩れた。3回途中でマウンドを後続に託し、チームは5回に一度は追いついたが、4―7で敗れた。「負けたのは自分のせい。先輩たちに申し訳ありませんでした」。道半ばで高校野球を終え、今大会は初戦から吹奏楽やチアダンスで自分たちを後押ししてくれる3年生の前で、無様な投球はできなかった。
「一番良かった時期(浦和学院との練習試合で149キロを出した今年の春季大会前)を100とすると、夏が50で、今が70%ぐらい。まだまだですけど、(この日の投球は)悪くなかったと思います。高橋さんも背負った11番を汚せません」と中谷。来年、創立125周年を迎える高校と野球部の看板投手として、まずはセンバツ甲子園をつかみに行く。