カーショーがパドレスとの首位攻防初戦で好投した(C)Getty Images ドジャースのクレイトン・カーショーが現地時…

カーショーがパドレスとの首位攻防初戦で好投した(C)Getty Images
ドジャースのクレイトン・カーショーが現地時間8月15日、本拠地でのパドレス戦に先発登板し、6回2安打1失点3奪三振の内容で今季7勝目を挙げた。チームは大事な首位攻防3連戦の初戦を3-2で制し、パドレスと同率首位に並んだ。
【動画】勝利のハイタッチ!ドジャースがパドレスとの首位攻防初戦を制す
ドジャースはナ・リーグ西地区首位から陥落し、5連勝と勢いに乗るパドレスとの3連戦初戦に、「ある種の切迫感を持って臨む必要があった」と『MLB公式サイト』は伝えている。
同サイトは「その雰囲気を盛り上げるのに、クレイトン・カーショーほどふさわしい人物はいないだろう」と記し、デーブ・ロバーツ監督も「クレイトンほど集中力があり、集中している選手は他にいない」と試合前に語っていたといい、「彼は周りの選手の集中力とプレーを高める力を持っている。だから、今夜、このシリーズの初戦に彼を起用するのは、まさに理想的だ」と、左腕に期待を寄せていた。
記事によれば、「8月の試合だからね。大した問題じゃない」とカーショーは述べたというが、「でも、僕らの調子を考えると、大きな試合のように感じた。勝てて良かったよ」と、大事な初戦をものにできたことを素直に喜んだ。
37歳のレジェンド左腕は2回にラモン・ロレアノにソロを浴びて先制されたが、それ以外は得点を許さなかった。8月に入って好調で、直近3試合でそれぞれ6イニングを投げているが、合計2点しか与えていない。
この日、7回に貴重な19号ソロを放ったテオスカー・ヘルナンデスは、カーショーについて「彼はこのような大舞台にふさわしい投手だ」と述べ、「彼はレジェンドだ。序盤にホームランを許したが、その後はまさに往年のクレイトン・カーショーそのものだった」と称えた。
投打にケガ人が続出している中、通算219勝を挙げてきたレジェンド左腕がまさに“往年”の投球でチームの連敗を4で止めた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】ドジャースが首位攻防戦を前に“緊急補強” 26歳内野手を獲得 今季1試合登板の29歳右腕をDFAに
【関連記事】ド軍33歳リリーバーのIL入りに「厳しい状況だ」夏のトレードで獲得したばかりでもう離脱 米記者報道
【関連記事】「俺はあいつらに突進もできた」パ軍主砲タティスが明かしたド軍との報復死球への本音 首位浮上を引き寄せた“我慢”のワケ