大谷がパワーランキングで3位に陥落した(C)Getty Images 『MLB公式サイト』が現地時間8月7日、打者を評価…

大谷がパワーランキングで3位に陥落した(C)Getty Images
『MLB公式サイト』が現地時間8月7日、打者を評価する最新の「パワーランキング」を発表した。ドジャースの大谷翔平は2位だった7月24日から順位を1つ下げて3位という結果だった。
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大谷は6日の終了時点で113試合で打率.276、リーグ2位の39本塁打、75打点、16盗塁をマーク。そんな中、同サイトは「オオタニは7月1日以降、OPSが.865と低迷しており、彼の高い基準からすれば不振と言えるだろう」と伝えた。
それでも「長打率(.601)、OPS(.981)、総塁打(264)はナ・リーグトップだ」とし、リーグトップの106得点を挙げ、2000年に152得点を挙げたジェフ・バグウェル(アストロズ)以来1950年以降ではMLB史上2人目となる150得点超えに挑む勢いを見せているという。
今回のランキングで1位に立ったのは、前回4位だったカイル・シュワバー(フィリーズ)で、リーグ本塁打争いで大谷よりも1本多い40本塁打を放っている。
記事ではシュワバーについて、「トップ10圏外から9位、4位、そして今回1位へと躍進した。6月中旬以降、シュワーバーは“シュワーボム”を放ち、輝かしいキャリアの中でも最高のシーズンへと変貌させた」と評価。
さらに「3度目の40本塁打の大台に到達した。健康状態をキープできれば、初の50本塁打達成もほぼ確実視され始めている」と、大谷のライバルとして、後半戦の残りの試合でどれだけアーチを量産できるか注目される。
また、2位には新人のニック・カーツ(アスレチックス)で、新人史上初の1試合4本塁打を放つなど、ここまで23本塁打をマーク。右肘を痛めて負傷者リスト入りしているアーロン・ジャッジ(ヤンキース)は4位となっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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