2025年夏の第107回全国高校野球選手権西東京大会は29日、決勝が行われ、東海大菅生と日大三が激突する。東東京では関東…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権西東京大会は29日、決勝が行われ、東海大菅生と日大三が激突する。東東京では関東第一が一足先に甲子園出場を決めた。東京勢の残る1枠はどちらがつかむのか。

 過去、この2チームが西東京大会の決勝で対戦したのは、2003年と2022年の2度。ともに日大三が勝利している。

 日大三は決勝戦にめっぽう強い。2000年以降では、2度の3連覇を含めて11勝2敗で、勝率は.846を誇る。2度負けている相手はいずれも早稲田実というのも興味深いが、それ以外のチームとの決勝では負けていないのだ。

 対する東海大菅生は、今夏5戦を戦い1点も取られていない。36イニング連続無失点を継続中なのだ。エース・上原 慎之輔投手(3年)から、藤平 寛己投手(3年)へのリレーが「勝利の方程式」となって、準々決勝から2戦連続で「完封リレー」をマークしている。強力投手陣の軸となっているこの2人が出来が、勝敗の行方を左右する。