<2025年全国高等学校野球選手権東東京大会:関東第一7ー1岩倉>◇28日◇決勝◇明治神宮野球場 東東京都大会は関東第一…
<2025年全国高等学校野球選手権東東京大会:関東第一7ー1岩倉>◇28日◇決勝◇明治神宮野球場
東東京都大会は関東第一が連覇を達成した。28年ぶりとなる夏の甲子園出場を目指した岩倉は、中盤まで競った展開となったが、最後は押し切られ、惜しくも準優勝となった。
2回に高橋 歩夢外野手(3年)の適時3塁打で先制したが、関東第一が中盤に逆転し、8回には4点を奪われて苦しい展開となった。同校を率いる豊田 浩之監督も「相手はディフェンスの部分でさすがだなと思いましたし、攻撃の部分でもワンチャンスを確実にもっていかれました」と振り返った。またチームを率いた主将・岩崎 佑志外野手(3年)は6回の先頭で安打を記録し、チャンスメイクしたが得点にはつながらなかった。「相手は甲子園常連校で、勝ち上がっていくことをわかっているチーム。自分たちは28年ぶりで経験がなく、相手の方が落ち着いてプレーしていたと思う」と話していた。
岩崎は高校卒業後、野球を引退して別の道に進むことを決めている。岩倉での3年間を振り返り「高校野球はどういうものかを感じることが出来た。やり切ったという思いもありますし、悔いはないです」と前を向いた。