第107回全国高校野球選手権岩手大会は22日、準決勝2試合がある。第1試合は、ともに準々決勝を接戦で制した盛岡大付と盛…
第107回全国高校野球選手権岩手大会は22日、準決勝2試合がある。第1試合は、ともに準々決勝を接戦で制した盛岡大付と盛岡誠桜の対決。第2試合はノーシードから勝ち進む花巻東と、久慈が対戦する。
盛岡大付は雨田優海斗や中川暁翔ら4投手を継投してきた。3試合で無失策の守備陣がもり立てる。打線は打率6割超の松本一真、5割の坂本椿らが好調だ。
盛岡誠桜の一番打者、佐々木創大は打率6割超で、打点9。チーム打率も5割近くある。ただ失策は6あり、小又斗杏ら豊富な投手陣を支えたい。
花巻東は甲子園出場経験のある3校に快勝。古城大翔は打率約7割で本塁打も放った。エースの金野快や萬谷堅心ら投手陣も安定、投打に厚みがある。
久慈はエースの宇部奨人が未登板で、山田千叶良らが力投してきた。12犠打と手堅い。一番打者の宇部智也は出塁率が高く、和野虎牙ら中軸は勝負強い。(長野剛)