(21日、第107回全国高校野球選手権新潟大会準々決勝 中越9―2六日町) 六日町の快進撃が終わった。2回戦と4回戦に…

 (21日、第107回全国高校野球選手権新潟大会準々決勝 中越9―2六日町)

 六日町の快進撃が終わった。2回戦と4回戦にコールド勝ちし、臨んだ準々決勝。優勝候補の筆頭にあげられる中越に「みんなが一つになって向かっていきたい」(森山遙斗主将=3年)と挑んだが、及ばなかった。それでも中盤まで大量点を与えず、終盤には2点を返す粘りを見せた。

 今年度で勇退する若井聡監督(65)は「よく戦った」と選手たちをたたえた。一時は部員が減り、単独出場が危ぶまれた時期もあったというが、2023年秋の県大会で8強入りしたことなどから21世紀枠の県推薦校に選ばれ、入部者が増えた。昨秋の県大会から3大会続いて8強入り。「うちは地元の子ばかりのチームで特に優れた選手がいるわけではない。3年生が頑張ってくれたからここまで来られた」と若井監督。

■「先生の声が聞けないのは寂しい」

 3年生6人は今大会で引退する。森山主将は「若井先生には日常生活から指導していただいた。最初はとまどうこともあったけど、今思うとそれが野球にも生きた。明日から練習がなくなり、先生の声が聞けないのは少し寂しい」。3年生の思いを代弁した。(井上潜)