<全国高校野球選手権岐阜大会:岐阜第一10―2岐阜各務野(7回コールドゲーム)◇20日◇2回戦◇岐阜長良川球場 63チー…

<全国高校野球選手権岐阜大会:岐阜第一10―2岐阜各務野(7回コールドゲーム)◇20日◇2回戦◇岐阜長良川球場

 63チームが参加している岐阜大会は、19日から2回戦に突入している。

 昨夏の岐阜大会ベスト4同士の対戦となった試合。岐阜第一は昨秋、今春ともに県大会はベスト4に残り、いずれも3位決定戦に勝利して2大会連続3位となっている。昨秋は東海大会にも進出して、そこでもベスト4に進出。センバツ補欠校となっている。前身の岐阜短期大附時代から含めて、夏2回、春4回の甲子園出場実績がある。

 岐阜各務野は、夏のベスト4からメンバーがすっかり替わってしまったということもあって、新チームとなった昨秋、さらには今春も、共にもう一つ結果を残せない形だった。それでも、今大会は初戦で岐山に3対1で勝利しての進出となった。

 第1シードとなっている岐阜第一は土岐紅陵を9対0とコールドゲームで下しての進出となっている。

 そんな岐阜第一に向かっていく岐阜各務野が2回に6番小野 木奏太選手(2年)の左翼ポール際へのソロホーマーで先制する。しかし、岐阜第一も3回に二死走者なしから四球と1番灰谷 叶翔選手(3年)の左翼への二塁打で同点とする。

 同点のまま、序盤戦が終わり、いい投手戦となっていくと思われたが4回、岐阜第一の打線が大爆発。打者12人の6安打、三塁打2本と二塁打1本などの長打もあって、大量8点が入り、一挙に試合は岐阜第一に大きく傾いた。岐阜各務野としては、一死一、二塁で、内野ゴロで併殺かと思われたところで、すべての走者を生かしてしまい、その後押し出し。そこから、長打攻勢もあって、一気に大量失点となった。

 それでも、岐阜各務野も反撃していこうという姿勢を示すものの、5回の1点のみで反撃しきれなかった。結局、岐阜第一が7回コールドゲームで勝利したという形になった。

 岐阜第一の田所 孝二監督としては、先発を託した背番号9の平田 将大投手(3年)の、5回で2失点ながらも9四死球という投球内容には納得していかなかった。「コントロールがいいと思って送り出しているのに、あんだけ四死球が多かったらダメでしょう。2失点ではあるけれども、もう少ししっかり投げてくれないと、これから先を考えると、不安はある」と語った。

 そして、「これまでも、ベスト4までの進出は非常に多いんで、そこまでの戦い方はある程度は分かっているんですけれどもね。そこから先の戦いを考えると、エース水野(匠登)をどこでどう使うかも含めて、考えておかないといけない」と、大勝にも慎重だった。

 岐阜各務野の鹿野 浩史監督は、「去年に比べたら経験のない子たちなので、そんな中で、何とか戦える形になっていたのだけれども、4回は大事なところでミスが出て、そこから崩れたのが悔しいです。だけど、選手たちはここまでよく頑張ったと思います。公立校で毎年勝てるチームを作っていくのは非常に難しいですね。それでも、また頑張ります」と、選手たちの頑張りは称えつつも、悔しさをにじませていた。