<全国高校野球東東京大会:東亜学園7―0郁文館(7回コールドゲーム)>◇12日◇3回戦◇明治神宮野球場 今春東京王者・東…
<全国高校野球東東京大会:東亜学園7―0郁文館(7回コールドゲーム)>◇12日◇3回戦◇明治神宮野球場
今春東京王者・東亜学園が郁文館を7回コールドで下し、初戦突破を決めた。
この日は打線が繋がった。上位打線を担う3選手がそろって複数安打と役割を果たし、チームとしても11安打を記録した。先発野手全員安打の猛攻で初戦突破を決め、「元々過信する子達ではないが、リズムを崩しがちなところはある。いつも通りの進め方があっていると思ったので、ギリギリまでやり混んで、選手達はいい緊張感を保って臨んでくれた」と武田 朝彦監督も頷いた。
投げてはエース左腕の佐々木 俊投手(3年)が7回を1安打無失点に抑える好投。「相手は一つ勝ち上がってきているところ。初戦はプレッシャーがかかるが、自分がテンポを作ってゼロで抑えることを考えた」と5回二死まで無安打投球を続け、郁文館打線を抑え込んだ。
特に光ったのはブレーキのきいたカーブ。「武田先生に教わった『抜くイメージ』をこの日も発揮できた」と緩急を巧みに駆使して7奪三振。投打に春王者の実力を示し、好スタートを切った。