日本代表は主力どころだけでなく、バックアップ陣も充実している(C)Getty Images 日本と韓国、両サッカー代表チ…

日本代表は主力どころだけでなく、バックアップ陣も充実している(C)Getty Images

 日本と韓国、両サッカー代表チームの“差”に大きな関心が寄せられている。

 韓国スポーツメディア『スポーツ朝鮮』では6月26日のトピックにおいて、独移籍情報サイト『Transfermarkt』より発表された最新のデータをもとに、日韓の代表選手の“市場価値”を比較。両国の違いについての見解を示している。

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『スポーツ朝鮮』は日本、韓国、それぞれの市場価値が高い選手11人の総額を比べ、「韓国は日本と勝負にならない」と指摘。三笘薫が4000万ユーロ、久保建英が3600万ユーロであるなどと個々の市場価値を紹介しながら、「2億3300万ユーロ(日本)と1億2085万ユーロ(韓国)。韓国は日本の半分を超える程度の水準だ」と評している。

 その上で、日本代表メンバーについて、「この上位11人にはマインツで成長を遂げたMF佐野海舟や、イタリア・セリエAのパルマで正GKとして活躍している鈴木彩艶など、過去1年間で急激に市場価値を高めた選手たちも含まれている」と説明。

 また、自国代表メンバーにも言及しており、「韓国と日本の差が大きく開いている部分は、スター選手以外の選手層の差にある」と訴えながら、「韓国はキム・ミンジェ、イ・ガンイン、ソン・フンミン、ファン・ヒチャン、ファン・インボムといった一部スター選手だけが高い市場価値を持っている。これら5人の市場価値は総額1億700万ユーロで、チーム全体の89%を占めている。残りの6人がわずか11%しか占めていないということになる」と分析する。

 さらに同メディアは、「これに対し、日本は1000万ユーロ以上の市場価値を持つ選手が20人近くおり、代表クラスの選手たちの価値が均等に高い水準にある。韓国は、ファン・インボムが1000万ユーロだが、次点のソル・ヨンウは450万ユーロにすぎないほど、選手間の格差が大きい」と両国の違いを掘り下げている。

 韓国メディアが視線を注ぐ日本代表各選手の市場価値は、言うまでもなく各クラブでの目覚ましい活躍ぶりが反映されているもの。今夏では来季に向け移籍が噂される選手もおり、それぞれへの評価がさらにフォーカスされることも間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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