【佐賀】前半戦を終えたサッカーの明治安田J2リーグで、サガン鳥栖は勝ち点29(8勝6敗5分け)の7位で折り返した。首位…
【佐賀】前半戦を終えたサッカーの明治安田J2リーグで、サガン鳥栖は勝ち点29(8勝6敗5分け)の7位で折り返した。首位との勝ち点差は9。小菊昭雄監督は「何とか上をとらえられる順位。当初の目標の『優勝してJ1復帰』を全員でやっていく」と、残り19試合での巻き返しを誓った。
2月の開幕戦から3連敗と出遅れた。小菊監督は「スタートは苦しかった。けが人も出た。そんな中、前向きに明るくトレーニングしてくれたおかげで、何とか7位まで持ってこられた。そこは選手に感謝」と振り返る。GK泉森涼太選手を中心に粘り強く守り、相手ゴールへ前進していく姿勢をみせた。
さらに順位を上げるためには、得点力のアップが欠かせない。今季は3得点以上の試合がなく、2点先取しながらだめ押し点を奪えず、追いつかれた試合もあった。
鳥栖がJ1初昇格を決めた2011年は、同じ7位で折り返した。試合数は今季と同じで、勝ち点はより少ない27(7勝6敗6分け)だった。後半はスタートから16試合連続不敗など尻上がりに調子を上げ、優勝こそ逃したが、勝ち点69(19勝7敗12分け)の2位で自動昇格を決めた。計23得点でリーグ得点王になった豊田陽平さん(現クラブ・コンダクター)の爆発力が大きかった。
現在のチーム最多得点者は、FW山田寛人選手やMFスリブカ選手らの2得点と寂しい。前線の選手にけがが相次ぎ、チームでも19試合で20得点にとどまる。11日の天皇杯2回戦でゴールを奪い復調気味の18歳のFW鈴木大馳選手は「自分は点を取るしかない。守備などでうまい選手がいるので負けないようにしたい」と意気込む。
小菊監督は「チームをスコアで引っ張る選手が、目標達成には絶対必要。いい競争をしながら、エースストライカーが出てきてほしい」と期待をかける。
リーグの後半戦は21日、アウェーでのRB大宮アルディージャ戦からで、11月29日まで続く。(森田博志)