【NASCAR】第16戦  NASCAR Cup Series Race at Mexico City(日本時間6月16…

【NASCAR】第16戦  NASCAR Cup Series Race at Mexico City(日本時間6月16日)/エルマノス・ロドリゲス・サーキット

【映像】レース後に起きた問題の遺恨シーン

 北米で大人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第16戦がメキシコで開催された。レース中、絡まれてレースを不意にしてしまったドライバーが、レース後に原因となったマシンへ詰め寄るシーンが見られ、ファンを騒然とさせている。

 エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、NASCARのスタンダードであるオーバルトラックではなく独自レイアウトのロードコースで、多くのドライバーがこのコースを走行未経験だった。さらに、天候は雨まじりの曇り。スタートしてすぐイエローコーションが出されるほどの降雨もあった。途中、何度かのクラッシュや中断も挟みつつ、レースはファイナルラウンドへ。

 そして残り11周となったS字コーナー入り口で、77号車のカーソン・ホーセバーのマシンが47号車のリッキー・ステンハウス・ジュニアのマシンに後方から接触。2台ともスピンしてコース外のエスケープゾーンへ入ってしまう。どちらもコース復帰はしたが、あきらかに順位を落としてしまった。

 実は今季他のレースでも絡んでいた因縁の二人によるアクシデントだったが、解説の古賀琢麻氏は、「(今回は後方から押した)ホーセバーが悪いですね、明らかに」と語っている。この時点で、視聴者コメント欄も「ホーセヴァーノルマ達成」「遺恨の流れが」「またこの二人」「今日何回やらかしたんだホーセバー」などと盛り上がっていた。

 しかし、二人の因縁はこれだけで終わらず、レース後、リッキーが、まだホーセバーが乗ったままの77号車に怒鳴り込んでいく様子が映し出されている。この一触即発シーンは、NASCARの公式Xでも映像付きでフォーカスされ、ファンからは「スポーツとしての決着だけでは終わらなかった」「なんていじめっ子だ」「リッキー、それがお前のベストな選択か?」「怒りが爆発するのは人間の性質」など賛否両論のコメントが付けられていた。

(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)