【MLB】ドジャース 8ー6 パドレス(6月17日・日本時間18日/ロサンゼルス)                   …

【MLB】ドジャース 8ー6 パドレス(6月17日・日本時間18日/ロサンゼルス)                   

【映像】大谷、死球で場内騒然からのロバーツ監督退場劇

ドジャースの大谷翔平投手が「1番DH」で先発出場。前日、663日ぶりにメジャーのマウンドに立ち「二刀流復活」を遂げたが、この日は疲れもあったのか無安打に終わった。ドジャースは大谷の死球をきっかけにロバーツ監督が退場するアクシデントに見舞われながら逆転でパドレスに勝利し4連勝。

右ヒジのリハビリを経てドジャースでの「投手デビュー」を飾った前日は1イニングを投げて被安打2の1失点。それでも最速100.2マイル(約161.3キロ)をマークするなど、手術前と変わらぬ剛球を見せてくれた大谷。

この日は登板翌日にもかかわらず、指定席の「1番DH」で出場したが、第1打席は低めの変化球を空振り三振。1点ビハインドで迎えた3回裏の第2打席は死球で出塁。第3打席は1打席目と同じように低めの変化球を空振り三振。第4打席はパドレス3番手の松井裕樹のストレートにこの日3つ目の空振り三振。第5打席は見逃し三振と、4試合ぶりの無安打に終わった。1試合4三振は今季初。なお、大谷はこの日第2打席の三振でメジャー通算1000三振に到達。三振はある意味で「スラッガーの勲章」でもあるが、試合終了時点では通算1002三振となっている。

ドジャースはこの日、前日に続き2日連続のブルペンデー。初回、先発のドレーヤーがシーツにタイムリーを浴びて先制を許すが、2回裏にマンシーの犠牲フライとパヘスのソロ本塁打で逆転に成功する。

しかし3回表、2番手のトリビノがアラエスに同点タイムリーを許し、シーツにこの日2打点目となる犠牲フライを浴びて逆転を許す。

3回裏には大谷が死球を受け、場内が騒然とする。直前にはパドレスのタティスJr.、前日にはパヘスも死球を受けており、審判団は協議の結果、両チームに「警告試合」を通達。しかし、これに納得のいかないロバーツ監督が猛抗議。結局、ロバーツはキャリア通算13度目の退場となり、序盤でベンチから退くことになってしまう。

それでもドジャースは4回裏、パヘスにこの日2本目の本塁打が飛び出して追いつくと、6回裏に先頭のスミスから怒涛の5連打、さらにエドマンにもタイムリー二塁打が飛び出して一挙5点を奪って勝ち越し。

終盤はパドレスの反撃を許すが継投策で逃げ切り、4連勝。大谷は不発に終わったが、同地区で上位を争うパドレスとの4連戦初戦を制し、がっちりと首位をキープしている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)