女子代表は開幕4連勝、すべてストレート勝ちと結果を出している(C)Volleyball World 世界18か国が参加しているバレーボール女子ネーションズリーグ(VNL)は第1週(6月4日~8日)の日程が終了した。日本代表はカナダ・トロント…

女子代表は開幕4連勝、すべてストレート勝ちと結果を出している(C)Volleyball World
世界18か国が参加しているバレーボール女子ネーションズリーグ(VNL)は第1週(6月4日~8日)の日程が終了した。日本代表はカナダ・トロントで4試合を戦い、全てストレート勝ちという最高のスタートを切った。
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日本はオランダ、セルビア、カナダ、ドミニカ共和国を相手に無傷の4連勝を達成。カナダラウンドの締めくくりとなった6月8日の第4戦、ドミニカ共和国戦でも25-19、25-21、25-9という内容で白星を手にしている。1、2セットこそ接戦の展開となったものの、3セット目では8連続ポイントを記録するなど勢いに乗り、最後は大差をつけ大会4勝目を挙げた。
銀メダルを獲得した昨年大会に続き、今回も上位争いに大きな期待が寄せられる日本代表。序盤の戦いぶりはアジアバレーボール連盟(AVC)公式サイトの中でもレポートされている。
6月9日、同サイトでは日本のここまでの結果について、「カナダ・オタワでの4試合すべてで完璧な内容を見せ、日曜日、TDプレイス・アリーナでの日程を締めくくった。最終戦ではドミニカ共和国を相手にストレート勝ちを収め、今週4つ目のストレート勝ちとなった」と伝えた。
さらに、4勝目を飾ったドミニカ共和国戦の内容にも触れており、「日本はドミニカ共和国に対して終始主導権を握り、最初の2セットを比較的余裕を持って取ったあと、第3セットでは相手にまったく反撃の隙を与えず、セットカウント3-0で完勝した」と振り返った。同サイトでは他にも好スタートを切った日本を、「大会最初の週を終え、18の代表チームの中で最も優れた成績を収めた」と称賛している。
第1週を終え、4戦全勝、失セットゼロの日本は12ポイントで単独首位に立つ。6月18日からの第2週、香港ラウンドでは、初戦のタイ戦を終えると日本と同様1週目を全勝で終えた、イタリア、トルコとの対戦が控えている。何れも世界ランキングで日本を上回っており、VNL優勝経験国でもある。
カナダでの4試合で日本は、石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃といったスパイカー陣の躍動が光り、得点力の高さをみせつけるゲームが続いた。2週目以降の各試合でもその戦いを継続できるか。世界の頂点への道のりはまだ始まったばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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