【セリエA】パルマ 0-0 ナポリ(日本時間5月19日/エンニオ・タルディーニ)【映像】鈴木彩艶の「指先スーパーセーブ」 パルマのGK鈴木彩艶がナポリ戦で見せたミラクルセーブが話題沸騰。現地メディアはもちろん海外ファンも大興奮だ。 パルマは…

【セリエA】パルマ 0-0 ナポリ(日本時間5月19日/エンニオ・タルディーニ)

【映像】鈴木彩艶の「指先スーパーセーブ」

 パルマのGK鈴木彩艶がナポリ戦で見せたミラクルセーブが話題沸騰。現地メディアはもちろん海外ファンも大興奮だ。

 パルマはセリエA37節で首位ナポリと0-0で引き分け。クリーンシートを達成した鈴木はリーグ選定のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝き、現地メディアの個人採点でも「7点」(チームトップタイ)や「7.5点」(チームトップ)が付いていた。

 この高評価は、起死回生のセーブがあったからだ。71分、ナポリのMFスコット・マクトミネイが直接FKで、短い助走から右足を振り抜く。外から巻いて落とすような軌道の強烈なシュートがゴール右上隅に飛び、完璧なゴラッソに見えたがクロスバーに当たって枠外へ。しかしリプレイ映像で見ると、超絶反応で横っ飛びしていた鈴木が右手の指先で僅かに触れていたのだ。

 マクトミネイが頭を抱えて唖然としたこのビッグセーブは、『TUTTO mercato WEB』が「ゴール上隅を狙ったマクトミネイのフリーキックへの本能的なセーブは素晴らしかった」、『calciomercato.com』が「スコットランド人のフリーキックを奇跡的にクロスバーに逸らした。乗り越えられない壁。決して突破できない」と報じるなど、現地メディアも大絶賛だった。

 さらに、同シーンの動画をセリエAとパルマの公式Xとインスタグラムが投稿。海外ファンからも「今シーズンのセリエAで最高のセーブ」「なんてセーブだ」「将来が楽しみ。ユヴェントスは獲得すべき」「ありえない。どうやったら止められるんだ」「実に壮観」「素晴らしいシュートに素晴らしいセーブ」「私たちのフェノーメノ(怪物)だ」「セリエA最強のGK」など称賛と驚愕の反応が出ている。

 なお、首位相手に勝点1を獲得したパルマは、37節を終えて勝点33で16位。17位レッチェと降格圏の18位エンポリは勝点31のため、残留の行方は最終節(日本時間5月23日のアタランタ戦)次第となった。鈴木はセリエA1年目でチームを目標の残留に導くことができるか。要注目だ。

(ABEMA de DAZN/セリエA)