アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWアンヘル・コレア(30)が在籍10年のコルチョネロスを離れる見込みだ。スペイン『レレボ』のマッテオ・モレット記者が報じている。 2015年にサン・ロレンソから加入したコレアは、ここまで公式戦463…
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWアンヘル・コレア(30)が在籍10年のコルチョネロスを離れる見込みだ。スペイン『レレボ』のマッテオ・モレット記者が報じている。
2015年にサン・ロレンソから加入したコレアは、ここまで公式戦463試合に出場し、87ゴール65アシストを記録。2トップやシャドー、右サイドハーフと複数のポジションをこなすユーティリティ性、個での打開力、前線からの献身的な守備で同胞指揮官が率いるチームで重要な攻撃のピースを担ってきた。
今シーズンも公式戦42試合7ゴール5アシストの数字を残しているが、ラ・リーガでの先発はわずかに3試合。指揮官の息子で同胞の後輩であるFWジュリアーノ・シメオネの後塵を拝している。
また、今夏の移籍市場に向けては元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに退団の可能性があったものの、現状ではあと1年の残留の可能性は高く、クラブがディフェンスライン、ピボーテの補強に資金を投下するなかで換金対象とみなされている。
今回の報道によれば、コレアとアトレティコはメキシコの名門ティグレスと交渉を行っており、600万ユーロ(約9億8000万円)での移籍成立の可能性が高まっているという。
現時点では6月にアメリカで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップまでアトレティコの一員としてプレーを継続し、大会終了後にメキシコへ渡る可能性が高いという。
アトレティコの前線では最も在籍歴が長い30歳のアタッカーだが、その雄姿を拝めるのはCWCを含め残り数試合となる見込みだ。