【柏レイソルvsファジアーノ岡山 5月10日】■「遅かれ早かれ、たどり着ける」 なかなかゴールが奪えない試合展開だったが、柏のリカルド・ロドリゲス監督の「遅かれ早かれ、ゴールにたどり着けるだろう」という思いは76分、細谷真大のシュートでその…
■「遅かれ早かれ、たどり着ける」
なかなかゴールが奪えない試合展開だったが、柏のリカルド・ロドリゲス監督の「遅かれ早かれ、ゴールにたどり着けるだろう」という思いは76分、細谷真大のシュートでその通りになった。
細谷はここ数試合パフォーマンスが上がってきて、先発できるようになっていた。
「湘南戦や(4月29日の)名古屋戦でもよかったけれど、その後に発熱があって思うように練習ができなかったので、前節はリストから外した。でも今回はサブでリストに入れた」
60分に仲間隼人の代わって投入された細谷は、最初の決定的なチャンスは外してしまったが、次のチャンスは巧みに決めた。細谷はベンチ前で揉みくちゃになった。
■「誰が出ても下がることはない」
柏は10戦負けなしの3連勝で、首位の鹿島に次いで2位の座をキープしている。
好調の理由をロドリゲス監督は話した。
「日々、いいトレーニングができている。私は毎試合メンバーを選ぶのに、監督として悩みを抱えている。チーム内のポジション争いが拮抗していることと、それぞれの選手のレベルアップがいい結果をもたらしている。(クラブが)私の希望するチーム編成をしてくれたこと、選手の学ぶ意欲、選手の努力が、いい結果をもたらしていると思う。誰が出てもチームの力が下がることはない」
ロドリゲス監督は何度も拳を握りしめて、笑顔でサポーターの声援に応えた。