高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2025は11日、各地で第7節を開催した。EASTでは、横浜FCユースとFC東京U-18が対戦。アウェーチームのFC東京U-18が2-0で勝利した。

2連勝を狙う横浜FCユースと2試合ぶりの白星を目指すFC東京U-18の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。FC東京U-18は前半13分、最終ラインからボールを前進させて右サイドを攻略。MF菅原悠太のスルーパスでFW尾谷ディヴァイン・チネドゥがペナルティエリア内に抜け出したが、シュートは右に外れていった。

ホームで先制点が欲しい横浜FCユースは前半32分、左サイドから攻撃を仕掛けると、インサイドでパスを受けたMF福岡湧大がボールを流しながら右足を振る。鋭い弾道のシュートは惜しくもゴール左のポストをかすめた。

試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半21分に動いた。FC東京U-18はMF田中希和が敵陣中央で相手のボールを奪うと、目の前の走る尾谷にショートパス。ペナルティエリア内に持ち込み、左足でうまく流し込んだ。

さらにFC東京U-18は後半43分、敵陣左サイドの深い位置でボールを受けると、ドリブルで切り込んで右足を強く振る。シュートはゴールカバーに入った相手選手に触られながらも、ネットに突き刺さった。

この2点を守り切ったFC東京U-18が勝利を収め、2位に浮上。横浜FCユースは10位に後退した。なお、FC東京U-18は17日に第8節で前橋育英高校と対戦。横浜FCユースは18日に柏レイソルU-18と戦う。