【明治安田J1リーグ】横浜FC 0-3 鹿島アントラーズ(4月29日/ニッパツ三ツ沢球技場)【映像】鈴木優磨が挑発パフォ→踏みつけられ悶絶の一部始終 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が追加点を決めた直後に、相手ゴール前で寝転がるパフォーマンス…

【明治安田J1リーグ】横浜FC 0-3 鹿島アントラーズ(4月29日/ニッパツ三ツ沢球技場)

【映像】鈴木優磨が挑発パフォ→踏みつけられ悶絶の一部始終

 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が追加点を決めた直後に、相手ゴール前で寝転がるパフォーマンスを披露。そのままマッチアップ相手に踏みつけられたシーンがファンの間で物議を醸している。

 鹿島はJ1リーグ第13節で横浜FCを3-0で撃破。3連勝を達成して首位に浮上している。ただ、この一戦では背番号40の珍行動をキッカケに事件が発生した。

 鹿島が1点リードで迎えた67分だった。鈴木がボックス内中央でFWチャヴリッチの落としからゴール右上隅にシュートを叩き込み、追加点をゲットした直後だった。

 約1カ月ぶりのゴールを決めた鈴木は、満面の笑みでベンチ方向に駆け出していったのだが、すぐさま踵を返して横浜FCのゴール方向に戻っていく。近寄る味方を右手で静止すると、なんと頭に手を当てながらピッチに寝転んでポーズしたのだ。元フランス代表MFのミシェル・プラティニが1985年のトヨタカップで披露したポーズを彷彿とさせた(この時はゴラッソが取り消されたオフサイド判定に対する抗議)。

 過剰な煽りとも取れるこの振る舞いに反応したのが横浜FCのDFンドカ・ボニフェイス。右足のスパイクで鈴木の左腕を踏みつけたのだ。鈴木は左手を抑えながらピッチを回転して悶絶。すぐに主審が笛を吹き、制裁に入る事態に発展した。

 実況・下田恒幸氏が「鈴木が横浜FCサポーター側にパフォーマンスをしました」と切り出すと、解説・林陵平氏は「いや、ンドカに対してやったんですね。たぶん前半からやりあ合っていて、ンドカが跨ごうとして踏んだ形になったんでしょうね」とストライカー目線で心情を読み取りながら説明。その後、「これはやめたほうがいいですよね。気持ちはわかりますけど、する必要はないです」と釘を刺した。

 このやり合いに、サポーターはSNSで反応。鈴木には「流石に煽り過ぎなんじゃないか」「あれはやられて当たり前だわ」「これはおばあちゃんに怒られるな」「優磨は話題提供を欠かさずやってくれるな」などの声が上がり、またンドカには「退場だろ」「え、ンドカ退場しなかったってまじ?」「今シーズンで一番醜いスローの映像だったw」「プレー中の踏みつけはレッドが出るのに、プレー外ならカード無しなのはよく分からん」「何度見てもワザワザ優磨をスパイクで踏みつけに行く行為は酷い。退場でいいと思う」などの反響が出た。

 さらに「優磨のセレブレーションいらないけどンドカも踏みにいってるし喧嘩両成敗」「鈴木にイエロー、ンドカはレッドが妥当だろうな」「煽りは良くないけど踏むのも良くないねスポーツマンシップになってない」など両者を咎めるコメントも目立った。

 ちなみに、鈴木は試合後のフラッシュインタビューで、「最近ゴールから離れていたので、個人としても取りたいと思っていました。前半から誰だか忘れちゃいましたけど、相手のディフェンスに煽られていたので、それが何倍にもなって力になりました」と振り返っている。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)