「ドジャース6-2ロッキーズ」(15日、ロサンゼルス) ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が四回2死一塁から二盗を試みて失敗した。 四回の第3打席で四球を選んで出塁すると、2死後、二塁を目指してスタートを切ったがタッチアウト。本拠地は…

 「ドジャース6-2ロッキーズ」(15日、ロサンゼルス)

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が四回2死一塁から二盗を試みて失敗した。

 四回の第3打席で四球を選んで出塁すると、2死後、二塁を目指してスタートを切ったがタッチアウト。本拠地はどよめいたが、ベンチはチャレンジを要求しなかった。

 フリーマンは右足首を痛めて負傷者リスト入りしていたが、前カードのカブス戦から復帰。「盗塁できるほど状態がいい」と語っていたが、ロバーツ監督は「燃えさかる赤信号だ」とストップをかけたことを明かしていた。

 フリーマンは昨年12月に右足首手術。東京開幕シリーズでは打撃練習中に肋骨の違和感で2試合とも欠場した。3月27日の米国開幕戦から復帰し、2本塁打を放つなど、完全復活を印象づけたが、開幕3連戦後に自宅でシャワー中に足を滑らせて古傷の痛みを再発させた。

 八回には左前にダメ押しの適時打を放ち、二塁から大谷が全力疾走で生還。試合の流れを決定付け、チームの4カードぶりの勝ち越しに貢献した。試合後、ロバーツ監督は「彼は競争心が強い選手だ。盗塁を決めてリードを4点に広げることを考えていた。ただ今、私たちがやらなければいけないのは、彼の運動量や健康状態をしっかり管理することだと思う」と語り、「できるだけ彼を健康に保つことに努めたい。なので今後、彼の盗塁を見ることはそれほどないだろう」と明かしていた。