22年北京五輪ノルディックスキージャンプで、男子ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(28)=チームROY=が19日、「Ryoyu BIG JUMP FES」と題したイベントを岩手県八幡平市内で開催した。 地元からの応援の感謝や、ジャンプ普及の…
22年北京五輪ノルディックスキージャンプで、男子ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(28)=チームROY=が19日、「Ryoyu BIG JUMP FES」と題したイベントを岩手県八幡平市内で開催した。
地元からの応援の感謝や、ジャンプ普及の願いを込めて始まったもので2年連続2回目。会場には競技を体験できるヒルサイズ2メートルの小型のジャンプ台を設置した。子どもたちが飛ぶたびに「良いジャンプ!ちゃんと踏み切れてる!」などと声をかけて交流。「楽しく飛んでいる姿を見てこっちも楽しかった。これからも続けていきたい」と笑顔で振り返った。
今季のW杯は前半に苦戦が続いたが、一時帰国して国内で再調整したことが奏功し、1月の札幌大会の2連勝を経て復調。3月のオスロ大会を含めて計3勝を挙げ、世界選手権では銅メダルを獲得した。
現在はつかの間のオフシーズンを満喫中で、来年に迫ったミラノ・コルティナ五輪に向けて英気を養っている。今季の成績から3大会連続の五輪代表は濃厚で、目指すは北京五輪に続く2大会連続の優勝だ。イベントのトークショーでは「みんな狙っていると思うけど、金メダルを目指します」と堂々宣言。地元・八幡平市から世界の頂点までぶっ飛んでいく。