「ドジャース-ロッキーズ」(15日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場し、三回の第2打席で四球を選んで出塁すると、二盗を決めてMLB通算150盗塁とした。 二回にテイラーの併殺打間に1点を先制したドジャース…
「ドジャース-ロッキーズ」(15日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場し、三回の第2打席で四球を選んで出塁すると、二盗を決めてMLB通算150盗塁とした。
二回にテイラーの併殺打間に1点を先制したドジャース。引き続き右腕・フェルトナーとの対戦となった中、初球の膝元変化球をしっかりと見極めた。2球目も同じ変化球に手を出さずカウント2ボール。3球目は自打球となり、思わず表情をゆがめたが、4球目は高めのフォーシームを見極めた。
5球目はファウルでフルカウントに。勝負の6球目、アウトローのフォーシームを見極めて四球を選んだ。1死後、フリーマンの打席でスタートを切り、完璧にモーションを盗んで悠々セーフに。直前にはスチールを促すような歓声もわき起こる中、ファンの期待に応えた大谷。スミスの3ランを呼び込んだ。打者一巡で巡ってきたこのイニング2度目の打席は二ゴロに倒れた。
初回の第1打席では3球三振に倒れた大谷。試合前、ジャッキー・ロビンソンデーのセレモニーに出席した。ロッキーズの選手たちも同席し、エンゼルス時代の同僚・モニアックと言葉をかわす場面もあった。
14日のゲームでは5号ソロを含む3安打1打点と躍動。カブス3連戦で沈黙していたが、4カードぶりの勝ち越しへチームをけん引した。