「阪神-ヤクルト」(10日、甲子園球場) 阪神・近本光司外野手が頭脳プレーでピンチの芽を摘んだ。 二回の守備。無死一塁の場面でヤクルト・山田のふらふらとした打球がセンターへ。近本は前進しながら、通常では捕れない打球の時にみせるグラブを上げ…

 「阪神-ヤクルト」(10日、甲子園球場)

 阪神・近本光司外野手が頭脳プレーでピンチの芽を摘んだ。

 二回の守備。無死一塁の場面でヤクルト・山田のふらふらとした打球がセンターへ。近本は前進しながら、通常では捕れない打球の時にみせるグラブを上げる仕草をみせた後に捕球。飛びだしていたランナーは慌てて戻ったが、近本は一塁へ送球し、ダブルプレーを完成させた。

 “逆フェイク”といえる頭脳プレーに、SNSでは「近本の逆フェイクすごい」、「近本、今、逆フェイクいれたの上手すぎるな~。今みんなフェイクやるから手を上げたら落ちるサインになっちゃうところを逆手に取ったプレー」、「近本の逆フェイク、テクい」と反響が起こっていた。