◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 初日(2日)◇チャンピオンズリトリート(ジョージア州) ◇6450yd(パー72)3年連続3回目の出場となる新地真美夏は5バーディ、4ボギーの「71」でプレー。3人の日本勢ではトップの…

予選通過圏内で初日を終えた17歳の新地真美夏

◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 初日(2日)◇チャンピオンズリトリート(ジョージア州) ◇6450yd(パー72)

3年連続3回目の出場となる新地真美夏は5バーディ、4ボギーの「71」でプレー。3人の日本勢ではトップの1アンダー23位で初日を終えた。2日目を終えた30位タイまでの予選カットライン圏内で終えられたことに安どするが、左右に曲がって調整し切れなかったティショットの内容にため息をついた。

「前半4つのボギーもだけど、後半もショットは良くなくて。パッティングが良くてバーディが獲れた」。前半6番までに4ボギーをたたき、前半を1オーバーでターン。12番、14番(パー5)のバーディはともに5m以上のパットを沈めたものだ。「余裕があるプレーができたら良かったけど、いったんゼロに戻してスコアを伸ばせたので良かった」と振り返った。

パッティングに助けられた一日

4番から3連続ボギーを喫して3オーバーまで落としたときには、予選落ちした2023年大会を思い出したという。「もうボギーが止まらないかと思ったけど、7番をバーディにして。去年、一昨年だったらここまでスコアを戻せなかった」と成長に実感を込める。3年連続でバッグを担ぐキャディの言葉も心強かった。「『大丈夫だよ』って言ってもらえて。ボギー2つ、3つ続くとパニックになっていたけど、今日は大丈夫でした」。気持ちを落ち着かせてミスを引きずらなかったラウンドを「75点」と評価した。

3連続ボギーを喫しても、しっかりと切り替えられた

予選通過圏内にはいるが、昨年に続きオーガスタナショナルGCで最終ラウンドをプレーするには油断できない位置。「ショットが良くなればもっとピンを狙えるようになる。今日は結構アウトポジションにつけてしまっていたのでマネジメントも気をつけたい。カットラインは気になるけど、とりあえず思うように自信を持ってプレーしたい」と意気込んだ。(ジョージア州エバンス/石井操)