【栃木】「燃える闘魂」のキャッチフレーズで人気を集め、2022年に79歳で亡くなったプロレスラー、アントニオ猪木さんの人生をたどる企画展が4月3日から東武宇都宮百貨店(宇都宮市)で始まる。 「世紀の対決」と言われたボクシングのヘビー級チャ…
【栃木】「燃える闘魂」のキャッチフレーズで人気を集め、2022年に79歳で亡くなったプロレスラー、アントニオ猪木さんの人生をたどる企画展が4月3日から東武宇都宮百貨店(宇都宮市)で始まる。
「世紀の対決」と言われたボクシングのヘビー級チャンピオンのモハメド・アリとの異種格闘技戦や、まな弟子である藤波辰爾さんを決め技の一つコブラツイストにとらえた場面など数々の熱戦の写真パネルを展示する。
現役時代に愛用したリングシューズ、入場の際に着ていたガウンなどファンには懐かしい品々をはじめ、獲得したチャンピオンベルトのレプリカや直筆の書、家族らが所有していた幼少期や若手時代のプライベートショットなど約400点が並ぶ予定だ。
猪木は横浜市出身。一家でブラジルに移住した後、遠征で訪れた力道山にスカウトされ、1960年にプロレス入りした。ショー的要素とは一線を引く「ストロングスタイル」のプロレスを目指し、72年に新日本プロレスを設立し、多くの名勝負を繰り広げた。
入場無料。会場で関連グッズを購入(1万2300円以上)した人を対象にしたトークショーと撮影会(先着100人)もある。4日は藤波さん、5日は蝶野正洋さん、6日は藤原喜明さんが来場する。