【MLB】ドジャース 7—3 タイガース(3月29日・日本時間30日/ロサンゼルス)【映像】それは涙か汗なのか…朗希の表情 ガチガチに緊張していた23歳のルーキーをまるで励ますような援護だった。大谷翔平投手らが所属するドジャースは、地元ロサ…

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【MLB】ドジャース 7—3 タイガース(3月29日・日本時間30日/ロサンゼルス)

【映像】それは涙か汗なのか…朗希の表情

 ガチガチに緊張していた23歳のルーキーをまるで励ますような援護だった。大谷翔平投手らが所属するドジャースは、地元ロサンゼルスでの開幕3連戦の最終戦としてタイガースと対戦。先発を務めた佐々木朗希投手を強烈に援護した打線の破壊力に称賛の声が集まっている。

 メジャー2度目の登板となったこの日の佐々木だったが、1回から課題の制球力に不安を残し、内野安打と押し出しでいきなり2点を失うという立ち上がりだったが、その直後のドジャースの攻撃で3番を務めるフリーマン内野手がタイガース先発のオルソン投手が投じた153キロの内角低めのストレートをすくい上げ、ドジャー・スタジアムの右中間スタンドに叩き込むソロアーチ。前日に続く2試合連発となる一打でドジャースは簡単に1点を返した。

 だが、佐々木のコントロールは安定せず結局2回の途中、トーケルソン内野手にこの日4個目の四球を与えたところで降板。ドジャー・スタジアムでのシーズン初登板はわずか61球でマウンドを降りることになるというほろ苦いものとなった。

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 このまま進めば負け投手となってしまう佐々木だったが、そんなことはドジャースの最強打線が許さなかった。1点ビハインドで迎えた2回裏、ドジャースは6番のパヘス外野手がセンター前ヒットで出塁すると、続くコンフォート外野手もオルソンのチェンジアップを叩いてツーベースヒットに。この打球を見たパヘスの好走塁もあって、本塁へ突入すると相手の送球が逸れた幸運もあり楽々とホームインして同点に。佐々木の負けを消すことに成功した。

 残念ながら勝ち星は掴めなかった佐々木だが、同時にドジャース打線が佐々木の負けを帳消しに。頼りがいのある打線に佐々木も思わずホッとしたことだろう。

 この打線の奮起ぶりを見た視聴者は「ロウキ残念だったけど、すぐに負けを消してくれる強力打線」「いい打線だよなー」「ドジャース打線流石だな」「あっという間に佐々木の負けが消えた」「こんなにいい打線なんだから次はのびのび投げてほしいな」と絶賛するコメントが目立った。

 強力ドジャース打線は、7安打で7打点を記録。タイガースをねじ伏せて開幕5連勝を飾っている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)