阪神・近本光司外野手(30)が27日、1番打者として立ち向かうシーズン初打席へ「別に力んでもいい」と心得を示した。 初回、自身がバッターボックスに立つことで火ぶたが切られる、長丁場の戦い。「1年に1回しかない大会でもないので。143試合あ…

 阪神・近本光司外野手(30)が27日、1番打者として立ち向かうシーズン初打席へ「別に力んでもいい」と心得を示した。

 初回、自身がバッターボックスに立つことで火ぶたが切られる、長丁場の戦い。「1年に1回しかない大会でもないので。143試合あるんで。個人的にね、唯一力むシチュエーションになる1打席なんで。それはそれで楽しんで入れたら」。経験則から心の準備も整えて、プロ7年目のペナントレースに挑む。

 マツダのグラウンドでは職場である中堅の守備位置で、「ナイターでのボールの距離感と風」を入念にチェックした。全面張り替えとなった天然芝にも、「違いはありますけど、実戦に入ってみないと。今、気にしたところで」と冷静沈着に対応策を練る構えだ。今季もまた、走攻守の全てにおいてファンの期待に応えるプレーを見せる。