「ウエスタン、中日6-5阪神」(22日、ナゴヤ球場) 投打で課題が噴出し、阪神の平田勝男2軍監督(65)が雷を落とした。先発の津田は4回1/3を投げ、5四球5失点と制球に苦しんだ。指揮官は「全然ダメ。もう先発なんかさせられへんわ。ストライ…

 「ウエスタン、中日6-5阪神」(22日、ナゴヤ球場)

 投打で課題が噴出し、阪神の平田勝男2軍監督(65)が雷を落とした。先発の津田は4回1/3を投げ、5四球5失点と制球に苦しんだ。指揮官は「全然ダメ。もう先発なんかさせられへんわ。ストライクも入らない。もう当分、投げさせないよ」と突き放した。7失点した9日の練習試合・巨人戦以来となる登板で、再び大量失点した右腕に「次もまた投げさせようという気に全くならん」と苦言が止まらなかった。

 井上にも奮起を促した。二回、先頭で2試合連続となるソロ本塁打を放ったが、2度の好機で凡退。「何個三振してるの。打てなかったところの、なんでかっていうところをしっかり考えないと。曲がりなりにもファームで4番張ってるんだから」。ウエスタン開幕以降、8試合中7試合で井上を4番で起用した。厳しい言葉が並ぶのも期待の裏返しだ。

 光明も見えた。百崎が1安打2打点1盗塁と気を吐いた。「こういうのは、またチャンスがあれば使ってあげようって気になる」。殻を破りつつある若手内野手には賛辞を贈った。