女子サッカー・なでしこリーグ1部が15日開幕。昨季7位の静岡SSUボニータは16日に、同3位の強敵・名古屋をエコパスタジアムで迎え撃つ。 注目は今季新加入した元日本代表FW横山久美(31)だ。昨季はリーグ2部・岡山湯郷で32ゴールを挙げて…
女子サッカー・なでしこリーグ1部が15日開幕。昨季7位の静岡SSUボニータは16日に、同3位の強敵・名古屋をエコパスタジアムで迎え撃つ。
注目は今季新加入した元日本代表FW横山久美(31)だ。昨季はリーグ2部・岡山湯郷で32ゴールを挙げて得点王とMVPに輝いた。すでにチームにもフィットしており、9日に行われたFCふじざくら山梨との練習試合では、正確なFKをゴール前に送って味方の得点をアシストした。
守備でも存在感を発揮。2列目から飛び出して相手GKにかけるプレスは迫力に満ちている。もっとも、自身は無得点に終わってしまい「決定力不足です」と厳しい表情。「ピッチに立つ以上は責任を背負ってやるしかない。結果にこだわりたい」と、リーグ戦でのゴールを誓った。
そんなビッグネームの加入は、メンバーにとって大きな刺激になっている。昨季リーグ1部得点王のFW土屋佑津季(26)は「日々の練習で学ぶことばかりです」と目を輝かせる。本田美登里監督(60)も「いい見本になってくれています」と感謝する。
監督と横山は13日、磐田市役所を訪れて開幕戦へ闘志を高めた。ホームで白星発進だ。
(里見 祐司)