バレーボールの大同生命SVリーグは12日、4月のアジアチャンピオンズリーグ女子(4月20日~27日、フィリピン)に日本代表として出場を予定していたNEC川崎の派遣を見送り、出場辞退することを発表した。この日までに日本協会を通じて、アジアバ…

 バレーボールの大同生命SVリーグは12日、4月のアジアチャンピオンズリーグ女子(4月20日~27日、フィリピン)に日本代表として出場を予定していたNEC川崎の派遣を見送り、出場辞退することを発表した。この日までに日本協会を通じて、アジアバレーボール連盟(AVC)に申し入れ、受諾された。

 大同生命SVリーグは上位8チームが進むチャンピオンシップ(CS)の準々決勝を4月の第3週、CS準決勝を同月の第4週に設定。アジアチャンピオンズリーグ女子と日程がかぶるため、リーグはAVCに対してはこの期間を避けて日程を設定することを申し入れてきて、1月の同大会の日程発表後も交渉を続けてきたというが、変更は困難だという結論となった。

 NEC川崎は、今季リーグで2位につけており、CSに進出することが決定した。これにより、リーグのCSとアジアチャンピオンズリーグ女子の日程の重複が避けられない状況となり、日本協会、SVリーグが協議の結果、出場を辞退することが決まった。SVリーグは「アジアチャンピオンズリーグは世界クラブ選手権への出場権を懸けた非常に重要な大会であり、SVリーグのチームが世界に挑戦する貴重な舞台です。SVリーグのチームの出場を実現するべくSVリーグとしてもAVCと交渉を重ねてまいりましたが、最終的にこのような結果となり、非常に残念です」とコメントした。