中日戦にプロ初登板したヤクルト・寺島=神宮【写真提供:共同通信社】 東京ヤクルトのドラフト1位左腕・寺島が30日の中日戦…

中日戦にプロ初登板したヤクルト・寺島=神宮【写真提供:共同通信社】


 東京ヤクルトのドラフト1位左腕・寺島が30日の中日戦(神宮)でプロ初登板初先発に挑んだが、3回0/3を5安打3四球5失点とほろ苦い内容でマウンドを降りた。

  降板後、「プロ初先発でしたが緊張はあまりありませんでした。やはり、1軍の選手は打席での粘りが違いますし、甘いボールを1発で仕留めるという印象でした」とコメントした寺島。初回、1番・京田を内角低めの141キロのストレートで見逃し三振に仕留めたが、続く近藤に四球を与えると、2死1塁の場面で4番・福田に甘く入った初球138キロのストレートをレフト中段へと運ばれた。続く2回にも2死2、3塁から京田に粘られた末の9球目のスライダーをレフト前に運ばれて2失点。見方が同点に追い付いた直後の4回に無死1、3塁からスクイズで勝ち越し点を奪われてマウンドを降りた。

 結果は満足できるものではなかったが、「その中でも自分なりにいいボールを何球か投げることができました」と寺島。高卒新人ながらその完成度の高さで1年目からの活躍も期待されたが、春季キャンプ中に左内転筋筋膜炎、5月には左肘痛を発症。それでもファームで体作りに励み、実戦でも計6試合に登板して0勝1敗、防御率は2.37という成績を残した。1軍デビュー戦で結果は残せなかったが、同世代の藤平(東北楽天)や堀(北海道日本ハム)らが続々とデビューして評価を高める中、今後の寺島の巻き返しに期待したい。