【ラグビー】イングランド代表26-25フランス代表(2月8日・日本時間9日/トゥイッケナム・スタジアム)【映像】偶然?パスミス?神プレー!が全て詰まった一連のプレー いろいろなことが起こりすぎて、観客もどよめく以外のリアクションが取れなかっ…
【ラグビー】イングランド代表26-25フランス代表(2月8日・日本時間9日/トゥイッケナム・スタジアム)
【映像】偶然?パスミス?神プレー!が全て詰まった一連のプレー
いろいろなことが起こりすぎて、観客もどよめく以外のリアクションが取れなかった。30分、イングランド代表のハイパントから始まった一連のプレーでは「これは何?」というシーンの連続。最後にはフランス代表の完璧なキックパスからトライが生まれ、イングランド代表ホームのファンまで騒然とすることになった。
30分、イングランド代表のSHアレックス・ミッチェルが、自陣10メートル付近から高々とハイパントを蹴り上げた。落下点で両チームの選手が競り合うと、ボールはどちらもキャッチできずルーズに。イングランド代表の選手が、なんとか拾って後ろに控えた味方にパスをした、はずだった。ところがそこにいたのはハイパントを蹴る前に形成されていた密集で倒れたままのフランス代表の選手。思わぬ“パス”をもらい、そのまま仲間に展開した。
次に起きたのは“ポロリ”に見えるシーン。フランス代表のFW陣がラインでボールを受けて走っていたが、選手の1人がHOのペアト・モーヴァカが、背中側にいたフォローの選手に、ノールックでパスをしようと試みたが、これがうまくいかずボールがグラウンドに転がってしまった。
ただし不幸中の幸いか、このルーズボールを拾ったのがチームのエース、SHのアントワーヌ・デュポンだ。左サイドに大きく走り込み、WTBダミアン・プノーにパスすると、そのプノーは左タッチラインぎりぎりにゴロキック。これを大外にいた21歳の新鋭WTBルイ・ビエル=ビアレがキャッチし、そのままトライエリアに飛び込んだ。
目まぐるしい展開から生まれたトライには、フランス代表の各選手が大興奮。イングランド代表ファンで埋まったスタジアムも、一体何が起こったのかというようにしばらく騒然としていた。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ)