■第1回「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」はNBA初の地域高校バスケットボール・トーナメント 2月6日。NBAは…
■第1回「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」はNBA初の地域高校バスケットボール・トーナメント
2月6日。NBAは、スポーツ・シンガポール(『SportSG』)、シンガポール政府観光局(『STB』)と、シンガポールでNBAのイベントを開催するための画期的な複数年に渡る協力を発表した。
この日シンガポールではNBAアジアの幹部、『SportSG』のアラン・ゴーCEO、『STB』の最高責任者メリッサ・オウ、さらにはマイアミ・ヒートで2度の優勝を飾り、2021年にバスケットボール殿堂入りを果たしたクリス・ボッシュがイベントへ出席し、2025年6月下旬にシンガポールで“没入型バスケットボール&エンターテインメントフェスティバル”を開催し、そのクライマックスとして「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」を実施することとなった。
この大会は、NBA初の地域高校バスケットボール・トーナメントで、アジア太平洋地域の10カ国・地域から男子と女子チームが参加。6月25日から29日の5日間にかけて、カラン・アライヴ・プレシンクトで開催予定。
記念すべき第1回「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」は、18歳以下の選手たちを対象とした優秀な高校のチーム、男子・女子のディビジョンで構成される。この5日間のトーナメントのうち、最初の3日間(6月25~27日)は総当たり戦が展開され、28日に準決勝、29日に決勝が開催される。
フェスティバルの期間中には、あらゆる年齢層のファンに向けたさまざまな活動も行われる予定で、地域社会へのアウトリーチ活動やオープンコート、NBAの本物の記念品(ラリー・オブライアン・トロフィー【優勝トロフィー】など)との写真撮影、選手の登場やミート&グリートセッション、クリニック、エンターテインメントやインタラクティブな体験などが提供される。
イベント開催前には現役および元NBA選手、WNBA選手たちがヘッドライナーとなるのだが、すでにインディアナ・ペイサーズ傘下のGリーグチーム、インディアナ・マッドアンツでプレーする富永啓生の参加が7日に発表された。日本代表の一員でもある24歳のガードは、自身のインスタグラム アカウントを通じてコメントしていた。
「今年の6月にシンガポールで初開催されるNBAライジングスターズ・インビテーショナルに参加することとなり、非常に嬉しく思っております! このイベントは、日本を含むアジア太平洋の国と地域から選ばれた男子・女子の高校生チームが集まる大会です。素晴らしい取り組みとなることを期待していますし、記念すべき初開催に関われることが楽しみです!」
イベント開催はNBAの2024-25シーズン終了後のため、まだまだ先のことになるものの、日本を含めたアジア太平洋の国と地域から選ばれた選手たちが競い合う大会だけに注目したい。また、男子と女子の出場チームとともに、NBAとWNBAからどの選手が参加するのかも気になるところだ。