第39回根岸ステークス(2月2日/GIII、東京ダ1400m)には、ダート転向後、1400mで2戦2勝のフリームファクシ、昨年3着のサンライズフレイム、東京で4戦4勝を挙げるコスタノヴァなどが出走予定。

本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「コスタノヴァ」を取り上げる。

◆【根岸ステークス2025予想/追い切り診断】5歳一角に「S」の最高評価 柔らかみを保ち「好戦必至」 鞍上の助言から一気の重賞Vへ

■コスタノヴァ

左目を外傷したことで、当初に予定していた武蔵野Sを回避。そこから随分とレース間があき、ようやくの復帰戦となるのが今回である。この牧場名に厩舎を見れば状態面に関して特に心配する必要などなかろう。そもそもレース間があいたということは、それだけ外厩にて時間をかけ基礎を構築してきたということと同意。そう、整っていないわけがないのだ。

動きにも馬体にも全く重さなど確認できないのに、陣営は必要以上に「重い」というワードを散りばめてトーンがそれほど上がってこない点に違和感を感じる者もいるかもしれない。

しかし実際、その後の帰厩してからの研ぎ澄ますメニューに関しても順調そのもので隙は一切なし。その上で無駄のない馬体でピッチの利いた走りで動く様を見せられては文句などつけられるわけがない。まず、8分以上には仕上がっていると断言できよう。1週前の追い切りでは最後まで集中した走りで同入。まともなら能力段違いだ。

◆【根岸ステークス2025予想/データ攻略】フリームファクシとクロジシジョーの「買い or 消し」 “約40頭が連対ゼロ”該当の危険馬は

◆【根岸ステークス2025予想/枠順傾向】人気馬でも「連対1」の不振枠にコスタノヴァがイン “馬券内率90%”に該当した鉄板級は……

◆【根岸ステークス2025予想/追い切り診断】5歳一角に「S」の最高評価 柔らかみを保ち「好戦必至」 鞍上の助言から一気の重賞Vへ