マンチェスター・ユナイテッドを構想外となったイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードについては、辛辣な意見もあるようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 ユナイテッドのアカデミー育ちであり、2015-16シーズンにファーストチームデビ…
マンチェスター・ユナイテッドを構想外となったイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードについては、辛辣な意見もあるようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。
ユナイテッドのアカデミー育ちであり、2015-16シーズンにファーストチームデビューを飾って以降は公式戦通算426試合出場138ゴール63アシストの成績を残すラッシュフォード。かつてはチームの顔と言っても過言ではない立ち位置を築いていた。
しかし、近年はパフォーマンス低下が顕著となっており、昨シーズンには夜遊びによる練習欠席も発覚。苦しい時期を過ごすチームを引っ張るどころか、規律を乱す行為をしていたことで、ファンやメディアからの信頼は大きく失われた。
それでも、エリク・テン・ハグ前監督は大きな信頼を寄せ続けていたが、その指揮官が昨年10月に解任となってルベン・アモリム監督が就任すると、状況は一変。プレミアリーグでは直近8試合出場がなく、ラッシュフォードについて問われた指揮官は「毎日最大限の努力をしていない選手よりも、(63歳のGKコーチである)ヴィタルを使う」と発言するなど、構想外の様相となっている。
アモリム監督の発言を見ても、その態度に問題があることが示唆されるラッシュフォード。クラブレジェンドであるポール・スコールズ氏も失望を隠しておらず、若手などへの悪影響を防ぐためにもドレッシングルームから追放すべきだとの意見を述べている。
「マーカスはその態度で多くの人を失望させたと思うし、それこそが監督の言いたいことでもあるのだろう。(ラッシュフォードがいることで)これから出てくる若い選手たちや、ガルナチョに与える影響を考えてほしい」
「彼らはマーカスのような(アカデミー出身の)選手を尊敬しているんだ。それなのに、彼は27歳で、明らかにトレーニングも生活もきちんとはしていない。本来彼らのような選手は手本になるべきなのにね」
「ある意味で、彼はもうチームに関わりたくないと言っているのだろう。そして、チームメイトを失望させていることを考えれば、ドレッシングルームから追放されるべきだ。もし彼がドレッシングルームやその周りにいて、若い選手たちが彼を手本として見ているなら、早くいなくなった方が良い」